一般社団法人ENISHIの活動報告とお知らせ
お知らせ(令和2年2月18日)
令和2年4月13日(月)に「おひとりさまの終活」と題した講演会を開催いたします。
第1部としまして、病院との対応や遺言など、目の前の親の終活やいずれやってくる自らの終活を考え、自分らしく生きるための方法を見つけられるような講習です。
ENISHIの理事でもある、行政書士サポートグリーンオフィスの岡田七枝行政書士がお話します。
第2部は、死に方も生き方も自分次第の世の中ですから、選択肢の一つとして知っておいていただきたいのが、後見制度と死後事務委任です。
法人後見支援員として後見制度を熟知する行政書士が講師としてお話します。
講師は、同じくENISHIの理事である、行政書士オフィスいがらしの五十嵐友紀子行政書士です。
令和2年5月16日(土)には、映画上映会とシンポジウムを開催いたします。
映画は、LGBT差別法案と闘ったトランスジェンダー家族のドキュメント、「最も過酷な年」(アメリカ映画)。
この映画が日本で上映されるのは、昨年の仙台市に次いで2回目なのです。
上映前には、短い時間ではありますが映画の背景とトランスジェンダーの用語解説をENISHI参与である日野由美氏が行います。
さらに、上映後は、さっぽろレインボープライド副実行委員長の満島様と弁護士の須田様、加藤様をお招きし、シンポジウムも開催いたします。
シンポジストのお三方は、LGBT等関係では非常にご高名な方々ですので、映画と併せまして非常に貴重な機会だと思います。
皆様、どうぞお越しください。
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令和元年11月11日(月)
一般社団法人ENISHIの日野参与と舘内参与が北海道教育大学岩見沢校で講義を行いました。
「多様性への理解」といった大きな講義テーマではありましたが、1年生及び2年生の一部の学生へ「LGBTの理解と社会のバイアス(偏見)を考える」といった内容でお二人ともお話をされておりました。
ENISHIからは、理事の五十嵐友紀子と私がオブザーバーといった立場で参加をさせていただき、冒頭お時間をいただき五十嵐理事からENISHIの活動内容の説明などをさせていただきました。
80人ほどの学生さんが真剣に講義を聴いており、最後には質問もありました。お二人で50分程度と短い時間ではありましたが、当事者の方お二人の話を聴ける機会は貴重なものとなったと思います。
ご依頼くださいました岩見沢校の寅嶋先生、ありがとうございました。
真剣にお聴きくださいました学生の皆様もありがとうございました。
一般社団法人ENISHIは、公益財団法人秋山記念生命科学振興財団様より助成金を受けて活動しております。
冒頭、挨拶と説明をするENISHIの五十嵐理事
質疑にて、学生からの質問に答えるお二人。
日野参与
体調不良のなかありがとうございました。
舘内参与
今回も素敵な蝶ネクタイでした。
令和元年10月26日(土)
一般社団法人ENISHI設立一周年記念講演会を開催いたしました。
30名を超える方々にお集まりをいただき、盛況のうちに終えることができました。
当法人和泉代表理事のご挨拶から始まり、水嶋講師のトランスジェンダー(男性から女性)が入院をした際に受ける対応のお話では、実体験を基にした貴重なお話を聴くことができ、参加された方も頷いたり、共感をしている方が多かったようです。続いての日野講師、HAL講師のお話も、当事者や当事者支援のお立場からのお話で、参加された方は、認識を新たにしたとか知っているようで知らないこともある、新しいことを学べて良かった、といった声が多く聞こえました。
また、急遽ではありましたが、トランスジェンダーのお子様をもつお母様にもお話をしていただき、参加者の多くは、非常に真剣に耳を傾けていました。
最後に当法人岡田理事より、ENISHIは、LGBT等性的少数者の方々を支援する目的で道内の行政書士が集まって設立した法人であり、遺言書等の各種書類の作成支援、病院等への同行支援など、様々な場面で役に立てることを説明し、お困り事やお悩みがあれば、近くのENISHIメンバーに相談してほしい、と言って結びました。
ご多忙の中ご参加くださいました皆様、講師をご快諾くださいました方々、大変ありがとうございました。
一般社団法人ENISHIは、今後も皆様のお役に立てるよう講演会やセミナーの開催、情報提供などを積極的に行ってまいります。
今後とも引き続き、何卒よろしくお願い申し上げます。
会場前の案内
挨拶をする和泉代表(右)
司会を務める舘内参与
日野講師
HAL講師
ENISHIの説明をする岡田理事
一般社団法人ENISHIは、公益財団法人秋山記念生命科学振興財団様より助成金を受けて活動しております。
本講演会につきましても、助成事業として開催いたしました。
公益財団法人秋山記念生命科学振興財団様ホームページ。
令和元年9月5日(木)
公益財団法人秋山記念生命科学振興財団様の助成金贈呈式に出席いたしました。
誰にとっても暮らしやすい北海道~性的マイノリティの視点から~と題したプロジェクトが採択され、そのプロジェクト事業助成金の贈呈式です。
午後1時30分から受賞者からのメッセージを皮切りに開始された式は、北大の松井名誉教授の特別講演と続き、その後、財団秋山理事長から受賞者1人1人に贈呈書が贈呈されました。引き続き秋山財団賞を受賞された北大の横田教授の受賞記念講演が行われました。
松井名誉教授も横田教授も素晴らしい内容、グッと興味をそそる話し方で、難しい内容ではありましたが、引き込まれて聞いていました。
その後は、祝賀会がおこなわれ午後6時40分には全て終了しました。
財団の一大アウトリーチ活動となっているだけあって、多くの方が受賞者メッセージから出席されていました。
改めて、素晴らしい助成金をいただいたと感じ、さらに身を引き締めてプロジェクトを遂行しなければ、という使命感が大きくなりました。
現在プロジェクトは、10月26日(土)のセミナーに向け準備を行っております。また、LGBT等に関するアンケート調査を行うべく、こちらも準備を進めております。
今後とも皆様方のご支援ご協力を賜ることとなりますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
令和元年7月6日(土)
一般財団法人前田一歩園財団・公益財団法人秋山記念生命科学振興財団助成事業合同報告会に参加してきました。
昨年までに助成を受けた15団体の方々が、プロジェクトの内容や経過、実績などを報告していました。
高校生も助成を受けて、次世代の農業経営者に命をつなぐ農業を発信するプロジェクトを実施していました。
2人の学生が堂々と発表しており非常に感銘を受けました。来年からは我々ENISHIも報告する側になります。改めてプロジェクトを見つめ直し、しっかりと事業を運営していくことが大切です。
まずは、アンケートをしっかりと行なうために仲間がみんなで知恵を出し合っています。
皆様どうぞご協力をお願いいたします。
令和元年6月27日(木)
「誰にとっても暮らしやすい北海道」を目指し、出航しました!
公益財団法人秋山記念生命科学振興財団様に採択されましたプロジェクトを推進するべく、メンバーが集まり打合せを行ないました。
このプロジェクトを実施するために、当事者の方お二方を当法人の「参与」としてお招きいたしました。お二方のお力添えをいただけることとなり、本プロジェクトの実施にも一段と弾みがついたものと感じられます。
当面は、当事者の方々が抱えている課題や困り事などを抽出し、社会の認識と理解を深めるためにアンケートを実施し、それを調査・分析しするとともに、公開講座を開催することとしております。
アンケート開始まではもう少々お時間をいただきますが、何卒ご協力のほどお願い申し上げます。
令和元年6月18日(火)
公益財団法人秋山記念生命科学振興財団(クリックすると財団HPが開きます)様が実施しております、ネットワーク形成事業助成“地域をつなぐ”プロジェクトに、当法人のプロジェクト「誰にとっても暮らしやすい北海道~性的マイノリティの視点から~」が採択されました。(採択通知はこちら)
しっかりとした事業を行うことが前提となりますが、2019年度から2021年度までの3年間の助成をいただけることとなりました。
この助成で市民向け公開講座の開催、商工会議所と連携して各企業向け研修会の開催、大学や高校と連携して学生・生徒・教職員向け研修会の開催をはじめとし、当事者向けアンケートを実施するなどして、当事者の方の切実な悩みなどに向き合い、少しでも解消・改善され、誰もが住みやすく暮らしやすい社会を形成するための活動を行いたいと思います。
さらには、ENISHIの活動をより公益性の高いものとし、行政、医療、教育、NPO、民間企業等、多職種連携を構築し、社会に対して課題の提起と、解決策の発信も行なっていきます。
皆様には、ご指導・ご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
平成30年9月27日(木)
旭川市へ要望書を提出しました。
・同性パートナーを含む「パートナーシップの公的認証」を求める要望書
・性的少数者の子どもに対する合理的配慮を求める要望書
平成30年9月22日(土)
設立記念講演会を行いました。
演 題:「性的少数者の権利擁護と法律実務家の役割」
講 師:鈴木賢明治大学教授(北海道大学名誉教授)
会 場:札幌エルプラザ
参加者:64名
写真は何れも左から
江別市長 三好 昇 様
行政書士 五十嵐 友紀子(一般社団法人ENISHI社員、江別市:行政書士オフィスいがらし)
行政書士 佐々木 啓 (一般社団法人ENISHI代表理事、旭川市:行政書士Kei法務事務所)
行政書士 五十嵐 拓 也(一般社団法人ENISHI社員、江別市:行政書士オフィスいがらし)
平成30年8月29日(水)
江別市長に要望書をお渡ししました。
・同性パートナーを含む「パートナーシップの公的認証」について
・江別市立小学校、中学校及び高等学校での性的少数者の児童生徒への対応における合理的配慮について